電解コンデンサは熱に弱い

電解コンデンサは高熱にさらされると容量が減っていきます。85℃品とか105℃品というのは熱に対する強さを意味しています。値段はやはり105℃品が高くなります。電解コンデンサは周波数的には低い周波数でしか機能しないので、基板上の配置の自由度は高いです。そこで熱のでる部品から遠い位置に配置するとよいです。また背の高い部品があったら、熱のでる部品(放熱板とか)と電解コンデンサの間にその背の高い部品を置くことで放射熱を防ぐなどするとよいです。展示会とかで放熱板のすぐ隣に電解コンデンサが置いてある装置なんかみると、「わかってねーなー」と思うことがしばしば。