岡田一夫のブログ

埼玉県と神奈川県で在留許可や在留資格及び電安法その他各種許認可を取り扱う行政書士です

月別: 2025年4月

経営・管理ビザの手順

経営・管理ビザは最難関のビザとなっています。特に日本に協力者がいないか、いてもあまり役に立たないときは特に大変です。ここでは設立までの概要を示します。 事業計画書 最初に事業計画を立てます。これは綿密に作らないといけませ […]

通達

電気用品安全法は法律なので、細かい基準は省令等に委任します。政治家はあまり詳しいところまで立ち入らないし、そもそもわからない。電安法みたいに純粋に技術的になると、省令でもあまり細かく規制できません。省令は大臣が決裁するの […]

平等原則・比例原則

行政権の行使は平等原則と比例原則に基づかなければなりません。昔、「こんにゃくゼリー」で窒息事故が相次いだので、規制をしようということになった。ところが調査すると「餅」も件数としては窒息事故が多い。こんにゃくゼリーを規制す […]

企業内転勤Ⅱ

今はまだ施行されていなくて、利用できないのだが、法案状態の入管法に追加の企業内転勤の在留資格がある。技能等を習得させるために外国にある事業所から転勤で日本に転勤させるというもの。これ、単純労働も可能ということだろう。外国 […]

印鑑登録(実印)

外国人でも自動車や不動産を購入するには実品が必要になります。銀行印や認印の場合、その印面に何を使おうが自由です。カーンさんだたっら「加案」とかでも問題なし。しかし実印の場合は原則として住民票に記載されたアルファベットとな […]

共同経営者は工夫が必要

経営・管理ビザで在留しようとする場合において、代表者が二人とも外国人とすることができるかというと難しいです。そもそも二人も経営者がいてどうするのかというのが入管の考え方。単純な申請では不許可となります。そこで、経営者が二 […]

過失と欠陥

製品事故が起こったときの責任ですが、製造物責任法ができるまでは民法の「過失責任」で裁判が行われていました。この過失責任ですが、定義としては損害の発生を予見できたにもかかわらず、回避すべき注意義務を怠ったことをいいます。つ […]

電安法違反の製品の対処

製造上の問題などで電気用品安全法の基準を満たさなない製品が出荷されたりすることは完全に防止できません。そうなったらどうなるかですが、基本的に製品回収をすることになります。経済産業大臣には「必要な措置をとるべきことを命ずる […]

育成就労

育成就労の概要がだいたい判明してきました。技能実習が技術の海外移転が目的なのに対して育成就労は人手不足対策です。育成就労から特定技能への移行がスムースとなります。そこまで人手不足が深刻なようです。しかし、日本に滞在できる […]

トラウマ

欧州の電気用品の規制で、どの年号の規格を使用するかは欧州官報で告知することになっています。ある時、その告知に誤りが多数。後日、修正となりましたが、それからその告知文がほとんどでなくなりました。失敗に懲りて発表を止めた感じ […]