遺留分は必ずしも考慮しなくてよい 公開日:2025年7月6日 相続・遺言 兄弟姉妹以外の相続人には遺留分というのがあり、遺言で「Aに全財産を相続させる」と書いても、Aが遺産の全部を相続できるわけではありません。それでは遺留分を無視した遺言はよくないかといえば、そうでもない。というのは、遺言には […] 続きを読む
自筆証書遺言もお忘れなく 公開日:2025年7月6日 相続・遺言 公正証書遺言だが、病気になったとき、公証人が病院に来て作ってくれます。ただ、手続きに時間がかかるので間に合わないこともあります。そこで、とりあえず自筆証書遺言を作っておきましょう。自筆証書遺言なら一人で作れますからね。そ […] 続きを読む
特別受益と寄与分の時効 公開日:2025年6月23日 相続・遺言 特別受益と寄与分については従来は時効という概念がありませんでした。相続後、数十年たって特別受益があったとわかったら請求ができました。ところが、法改正により相続開始後10年がたつとそれらの請求ができなくなります。確かに、相 […] 続きを読む
外国人の相続(金融資産) 公開日:2025年6月13日 相続・遺言 外国人がなくなると相続が発生します。体調が悪いので本国に帰りますといって、そのまま亡くなるケースもあります。本人は日本に戻る気ですから金融機関の口座もそのまま。兄弟等が日本にいて、さて銀行口座をどうするかとなります。日本 […] 続きを読む
親子でも他人 公開日:2025年3月3日 相続・遺言 老人ホームで連絡先のコメントで「看取りをお願いします」なんてものがあります。つまり、連絡は死んだ後でよいということですね。当然、生きているうちに面会に来ることもない。寂しく老後を過ごすことになります。このようなことになら […] 続きを読む
「相続させる」に注意 公開日:2025年2月25日 相続・遺言 遺言書に「相続させる」と書くと、これは包括的に財産を移転させるという意味になります。特定の財産を移転させるには特定遺贈をしないといけないのに、遺言書の文言で間違った意思表示となります。遺言書をたとえ自分で書くとしても文言 […] 続きを読む
財団法人の設立 公開日:2025年2月22日 相続・遺言 財団法人は普通は健康な人が作ります。でも遺言でも財団法人を設立することはできます。遺言で設立時評議員、設立時理事、設立時監事、設立者を決めておきます。相続人の死亡後に設立するのですが、かなりの手間がかかります。自分の遺産 […] 続きを読む
遺贈寄付 公開日:2025年2月22日 相続・遺言 世の中にはお金持ちもいますので、自分が死んだ後は公的機関に寄付する例もあるようです。この場合、寄付金控除が得られる寄付先ならば子孫に迷惑はかかりません。死んだ後はお金はかかりませんからね。しかも使い道を自分で決められる。 […] 続きを読む
ビデオ 公開日:2025年2月22日 相続・遺言 遺言書をビデオ映像ですることは認められていません。ではビデオは無用の長物かというとそういうものではありません。自筆証書遺言の場合、後々、行為能力で争いが発生することがあります。そこで遺言書とともに、それをビデオメッセージ […] 続きを読む
お墓の相続は財産とは別 公開日:2025年2月19日 相続・遺言 民法897条には「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。」となっている […] 続きを読む