岡田一夫のブログ

埼玉県と神奈川県で在留許可や在留資格及び電安法その他各種許認可を取り扱う行政書士です

「電安法・国際/海外規格」の記事一覧

TBT協定

日本はWTOに加盟しています。これに加盟するとTBT協定の締結が義務となります。TBT協定とは「工業品等の各国の規格及び規格の適合性評価手続が国際貿易に不必要な障害(貿易の技術的障害: Technical Barrier […]

あいまいな規定

電気用品の技術上の基準を定める省令には電磁波規制として「電気用品は、通常の使用状態において、放送受信及び電気通信の機能に障害を及ぼす雑音を発生するおそれがないものとする。」と書いてあります。あいまいですよね。放送受信に障 […]

責任は製造業者にあります

製品の試験はどの規格を使うか、規格の内容はどうなっているか、これ全て製造業者の責任です。最低限、規格書は読まないといけない。ところが、たいていは試験機関やコンサルタントしてくれる会社におまかせ。「これをやったらどんな被害 […]

VCCIの変な規定

VCCIの対象は日本で販売する製品。普通のコンセントがついていればAC 100Vしかつかないはず。ところでノートパソコンのACアダプタは世界販売を目的としているため、ほぼAC 100Vから240Vまで対応できます。日本国 […]

VCCI

パソコン等の箱にこのマークがついていると思います。これは主にIT機器の電磁波規制に合格している場合につけられるマークです。VはVoluntaryのVで自主規制であることを意味しています。法規制ではなく、業界団体として規制 […]

EMC対策は大変

電安法でも各国の規制でもEMC対策は大変です。安全等は設計段階でほぼ問題なく対応できます。見逃しとかがなければという前提ですが。EMCは実際に測定してみないとわからないことが多い。そのため、製品開発の最終段階での対応とな […]

フェライトコア

ノイズ対策にフェライトコアを使うことがあります。概ね、コアのサイズが大きいと効果は大きいです。フェライトコアにはいくつかの種類があるのでデータシートで特性を確かめて使用します。なお、実際に使用してノイズがどの程度減るかは […]

部材は小さくなります

EMC対策とはちょっと違いますが。ブレーカ等に行く配線は少し長めにしておいた方がよいです。というのは、ブレーカのような外部から購入する製品はどんどん小さくなるからです。ブレーカが故障したので同じ製品を購入しようとしたが廃 […]

対策部品のスペースを

装置の筐体を小さくしたいのはわかりますが、コアなどの対策部品が入るスペースを確保しておきましょう。プリント基板も入出力部にはEMIフィルタ等が入る部分を作っておいた方がよいです。スペースがないと、対策が打てない場合があり […]